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- 30日/mobilecast mLink
- 13日/からくりサーカス完結
- 12日/光回線導入
- 09日/ガッチャピン
- 08日/MicroSD
- 07日/純正至上主義、敗れる
- 06日/リニューアル後記
2006年08月30日
mobilecast mLink
先日愛用のイヤホン、SHUREのE4c-Nが断線してしまいました。そんなひどい使い方した覚えは無いんですがねぇ。というかむしろすごく丁重に扱ってたつもりだったんだけど…。ネットの口コミでも同様の目にあっていらっしゃる方がけっこうおるようですので元々モロい作りなのかもしれません。まぁ保証期間内ならば無償修理(ってか新品交換しかないだろうなこの場合)してもらえるのでとっととサポートに出したいと思うんですがそれはそれでいいとして問題はその間です。修理に出してる間音楽聴かないってのも辛い話ですので代替のイヤホンを用意しなければ。とりあえずはE4c-N以前に使用していたSONYのMDR-E888SPを引っ張り出してきたんですが、こいつは音質は申し分ないもののラインが短すぎてiPodでの使用には難が。延長ケーブルかませれば済むという話でもありますがそれも何となくねぇ。何か素敵な解決策は無いかと模索したところすぐに思いついたのがBluetoothのワイヤレスユニット。マイブームですからねぇBluetooth。その通信能力の高さは既に体感済ではあるものの、果たして音に関してはどうでしょうか。4年程前のワイヤレスヘッドホンを持っているんですが正直音質は最悪、ワイヤレスは有線と比較すればどうやったって劣ってしまうものだという先入観があります。うーん、まずは観てみないとだな。ってことでビックカメラにて物色&視聴。さすが規模が大きいだけあって品揃えも充実ですね、現行のめぼしいモデルものはひと通り置いてあります。デモ機があったので試させてもらったりしていろいろ検討したんですが、総じて驚いたのがその音質。すごいなこれ…。悪いなんてとんでもない、有線と聴き比べても何ら遜色無いレベルですよ。これなら十分実用に耐えます。ってなわけで物色開始10分で購入決定、mobilecastのmLinkをお買い上げです。数ある製品の中からこいつを選んだ理由は2つ、まずはインライン型のレシーバーであるということ。ヘッドホン内蔵型などもあったのですが、このタイプが一番使い勝手がよいでしょう。MDR-E888SPをそのまま使えますし、その他様々用途に活用できそうです。もう1つは関連製品でiPod専用のトランスミッターが用意されている点ですね。レシーバーは汎用性があった方がよいですが送信部であるトランスミッターはできる限りスタイリッシュなものがよかったので。
購入後早速使用してみたんですが、うーむ、中々いい感じ。若干音飛びがあるのがいただけないといえばいただけないですが全体的には満足水準ですね。イヤホンをBluetoothワイヤレスにすると実はもうひとつ利点があって、PowerBookとVaioのレシーバーとしても転用がきくんですよ。どちらもBluetooth対応なので、有線のようなジャックの抜き差しをせず、受信先を切り替える事で使い分ける事ができるはずです。そう考えるといろいろな使い道あるよなぁ。まぁぼちぼち試していこう。
2006年08月13日
からくりサーカス完結
Rikiyが愛してやまない藤田和日郎先生の「からくりサーカス」の最終巻を本日購入しました。高校時代から読み続けてきた大長編のクライマックス、ええもう、そりゃあ感慨深いものがあります。前作「うしおととら」時代から変わらないことですが、この人の作品はアツい!そして彼自身の自分の作品に対して、キャラクターに対しての愛というか情熱というか、そういうものがひしひしと感じ取れるんですね。人によってはアクが強いとも取られそうな劇画調のぶっといタッチはまさにその表れ。読み手としても同じ描き手を目指すものとしても非常に心惹かれるものがあります。ストーリー性も秀逸、彼はとんでもなく壮大なストーリーを繰り広げながらも最後は必ずキレイに完結させる。本作もまた、読んでいて「いったいいつまで続くんだろう?」的なファンタジーものにありがちな惰性感を感じさせることなく、物語の冒頭で張った伏線が最終回までしっかり生き続ける程に練られた物語を描き貫いてくれました。(その反面で物語があまりに複雑に作りこまれている故に、始めから読まないと内容にさっぱりついていけないですが…。)
最終巻を読み終えて1番感じたのは、「からくりサーカス」という作品はまさに作品自体がひとつの大きな「サーカス」であったのだなぁ、ということ。「作品そのものがサーカス」、この表現は読んでいただかないとわからないでしょうし逆に読んでいただけばすぐにご理解いただけるでしょう。本作最終巻の巻末には「カーテンコール」なるものが存在します。そこでは物語で登場したほぼ全ての主要人物が敵味方問わず皆で仲良く、歓声に応える様が数ページにわたり描かれているのですが、これこそが「からくりサーカス」という作品の真の凄さなのだなと、ある種感動に近いものを覚えました。これはいうなれば、この作品は作者が1人で作り上げたのではなく、全てのキャラクターが各々の意思をもち、自らの役割を演じることで作り上げられたものなのだぞ、という明確な主張であるように思えます。ここまでキャラクターを大切にした作品をRikiyは他に知りません。今の視点から再度読み返すと、今までとはまた違った楽しみ方ができそうですね。
藤田先生、10年間にもわたる執筆活動お疲れ様でした。次回作も期待しております。
2006年08月12日
光回線導入
ついに我が家にも光回線を導入しました。
回線の引き込みは今月6日に済んでいたものの、持ちあわせていたルーターが古く、ADSL並みの速度しか出しないということで導入していながら導入していないも同然な状態だったんですが、そのルーターを本日購入。どうせなら無線LANも手持ちのノートが全てIEEE802.11g対応だし現在の11bからそちらへ移行しようと、アクセスポイント一体型のBAFFALO WHR-HP-ANPGを選択。機能もさることながらこれが気に入ったのは無線用のばかでかいハイパワーアンテナです。自宅で設置してみたんですが、その佇まいがボールに見えて仕方ないのはRikiyだけでしょうか?そんなこんなで設定も問題なく済み、ルーターの差し替えは無事完了、晴れて光の速度を体感できるようになりました。いやー自宅のネットワーク環境が限りなく現代の最高水準に近いたって感じですね。ローカルはオールギガビット、無線もIEEE802.11gになり、その上ファイルサーバーまで立ってるんですからもはやちょっとしたオフィスレベルですよ。さて、何はさておきまずはベンチマークです。計測結果は35MbpsとBフレッツとしてはほぼ標準値。速度面で考えれば本当はTEPCO光がよかった(あれは実測でゆうに50Mbpsを超えるらしい)のですが、固定IPというオプションに負けました。なにせ光に切り替える目的の半分は固定IPにあるといっても過言ではないのですから。まぁ実測で35出ていれば十分っちゃ十分でょ。むしろ光回線よりぶっとんだのは無線LANですよ。g規格速っ!11Mのb規格とは比較になりません。動画を無線LAN経由で観られるようになったくらいから相当なモンですよ。ノートは今後、普通に有線が必要ないですね。いやはや、時代の進化はすばらしい。
次なる野望としては、固定IPを活用して自宅サーバーを外部公開できるようにしたいと思っています。実現すれば自宅のサーバーに外から入り放題、データの一元管理や友達とのデータ交換などがずっと楽になるはず。あー楽しみだ。
2006年08月09日
ガッチャピン
ガチャピンではありません、ガッチャピンです。
その名のまんまガッチャマンとガチャピンを足して2で割ったようなキャラなんです、がぶっちゃけ見た目は9:1でガチャピン(笑)。弟が師と仰ぐほど大ファンでして、そんな経緯から存在は知っていたんですが、会社でそんな話をしたところ部署内全員が大ファンになってしまい、一時期皆のPCがガッチャピン壁紙になるという事態まで起こった程のもんですが、本日昼休みに寄ったいつものコンビニの食玩コーナーでなんとそのガッチャピンのフィギュアを発見。しかもかなり出来がいい。自分も含めてその場に居合わせた同僚全員が食いつき、一瞬でほぼ完売状態に。ラインナップはガッチャピン1号から5号までの立ちバージョンFLYバージョン各2種とムック博士の全11種なのですが、もうみんなコンプリートする気満々。個人的にはガッチャピンよりムック博士が欲しい…。して会社に戻りさっそくご開帳、おー、きたよムック博士!全部で8つ使ってダブりは2つか、うーんまずまず。とりあえずあるだけ並べて見ましたが約半分とはいえなかなか壮観です。そこからはみんな携帯電話出して撮影会ですよ、ホントアホというか、おかしな連中ですよ。え、自分もその1人だろう?はっはっは、一緒にせんといてくださいよ。Rikiyはそんな中途半端なことはしません、デジカメと三脚持参できっちり撮りましたとも、えぇもうバシバシと。いやー、フルコンプの日が待ち遠しいなぁ。
…え、イチバンオカシイノハオマエダ?
2006年08月08日
MicroSD
動かないんじゃ仕方ないでしょう…。先日の騒動で純正のみが読めないという不具合を目の当たりにして、よもや純正が存在する製品のサードパーティを買うことになったRikiy、あぁグッバイマイ純正至上主義ライフ。とはいえここは気持ちの切り替えが大事、早速昼休みにSDカードを物色しにビックカメラへ。興味なかったんで気づきませんでしたが、このメモリー業界ってのもものすごい数のメーカーが参入してるんですねぇ。お馴染みのメーカーから聞いたことのないとこまでズラリ、やはり需要があるからこれだけ出てるんだろうなぁ。さぁて、問題はこの中からどこを選ぶかです。純正という正攻法が破られた今取るべき道は1つ、ずばり「変り種」狙い!あぁえぇもう、極端に転ぶの大好きですよ。こんな屈辱、ネタの1つでも拾えなきゃやってられません。そんなRikiyが選択したのはmicroSDカードなる代物。以前から耳にしていた名前ではあるのですが実物を目にしたのは今日が初めてです。これは名称から想像出来るように、miniSDより更に小さいSDカードです。miniSDカードがそうであるようにアダプターで大きなサイズの規格では使用可能で、Rikiyが購入したELECOMの256MBにはMicroSDの場合はminiSDへの変換用とSDへの変換用に2枚のアダプターが付属しておりました。対応規格が1つ増えるわけですからminiSDを買うよりも機能的にお得な上、価格がminiSDと同じだというんですから選ばない手はありません。いやー、一言で小さいといってもなかなかピンとこないかもしれませんがとにかく小さい。miniSDですら小さいと思ってたのにmicroSDはさらにその半分以下、爪程のサイズしかないんです。無くなったらアウトですよ。小さくなったのに転送速度は6.5MB/SecとminiSDより3.5倍高速化されているというんだから技術の進歩とは恐ろしいモンです。最新の携帯電話市場を見ていると外部メディアとしてこのmicroSDを採用した機体が出始めていますね。おそらく今後は業界全体の流れとしてmicroSDへと移行する流れなんだろうなぁ。
ちなみに問題のWX310Jでもアダプター使用で問題なく読むことが出来ました。…こんな変わり種ですら使えるのに純正がダメってどういうことさ?くそぅ、納得いかんなぁ。
2006年08月07日
純正至上主義、敗れる
WX310Jが2度目の修理から戻ってきました。SDカードが全く読めないあの現象、絶対に故障だと思ったんですけど修理工場からの結果はなんと「現象を確認できず、異常なし」。えぇぇ?あんだけ試してダメだったのに??戻ってきた機体で再度試してみたんですがやっぱり読めません。FOMAでは読めるのに。じゃあなにか?機体とこのメモリの相性が悪いってか?以前は読めてたのに?純正なのに??うーむ、考え難い。ってか考えたくない。しかしもはや思い当たる可能性もそれしかないわけで、もしかしたらメーカーの問題でなくこのメモリー1固体との問題ってのはあるかもしれない。そうに違いないと疑わなかったRikiyは修理いうわけで同メーカー、同容量のメモリーを購入。まぁ純正とはいえたまにはそういう不具合が出ることもあろう、と純正至上主義者の誇り満々で新品メモリをスロットイン。ところが、
「…読まねぇ。」
症状は全く変わらず。はっ!まさかまた不具合メモリーに当たった?ついてないなぁ…、なーんて言うほどRikiyも夢見がちな大ボケではありませんよ。つまりメーカーレベルでの相性問題な可能性大にしてメモリー1枚無駄買いなわけですか。うーん納得できん、だって純正ですよ??おかしいじゃないですか。なーに、まだ純正が悪いと決まったわけではありません、なにせ純正以外のメモリが読めるかどうか確かめていないんですから。他のメーカーのでも同様の現象が起きれば、どこに目ぇつけてんだぁWILLCOM!?って話になるわけで、純正に非はなくなりますからね。ただ純正じゃないものを買うことに並々ならぬ抵抗があるので、まずは会社の同僚のを借りて試してみることに。どうせダメですよ、だって純正でダメなんだもん。ところがまぁ、
「読めるし…。」
はじめに試したのはSanDisk製(メディア市場ではけっこう有名なメーカー)だったんですが普通に使える。どして?他のメーカーも試したんですがどれもことごとく正常に使えるというある意味で最悪の結果に。つまり認めたくはありませんが、純正が悪かったということですねぇ。
あぁもう、純正の優位性って何なんだろ。純正至上主義者としてのプライドはボロボロ、面目丸つぶれですよ。とほほ…。
明日適当に、どこぞのメーカーのminiSD買ってくるか。
2006年08月06日
リニューアル後記
トップページのコメントでも似たようなこと書きましたがあれは時が来たら消えてしまうんで、残す意味でこっちでも改めて。
Rikiyがサイトを作り始めて今月末で丸4年、通算6度目のリニューアルになりますが、公開までこぎ付けた今になって振り返ると今回はかつてないほど制作に時間がかかったなぁというのが率直な感想です。リニューアルを思い立って動き始めたのは今年の正月だったんですが、そもそものきっかけに明確なコンセプトがあったわけではなく、いわばなんとなく変えたいみたいなノリだったため、具体的にどうするかという方向性が定まらなかったんです。前回のリニューアルではソースのWeb標準化・スタイルシートレイアウトというのがコンセプトのもと、今の自分が見ても限りなくベストに近い水準のものとなっています。細かいところを言えば改善点ももちろん多々ありますが少なくともコーディング技術的な面で大きなコンセプトとなるようなことはないでしょう。実はこのコンセプト固めに2ヶ月を要しました。
結局さんざん悩んだ挙句に辿り着いたそのコンセプトは「サイト内容の明確化とユーザビリティの向上」、技術的なところから観点をSEO的な部分に移して考えた結果です。以前からわかっていたことではあるんですが、本サイトはSEOの観点からみて大きな問題を抱えてます。自身が「漫画家志望兼Webデザイナー」として運営を続けている以上サイトの内容が「漫画」と「Web」に二分してしまうため、サイトを訪問するユーザーの種類もまた二分してしまうのです。キーワードを1つに絞るのが当然ベストですがそれはサイト自体の存在意義に係わりますのでNG、その代替策に「漫画」というキーワードを求めて訪れたユーザーと「Web」というキーワードを求めて訪れたユーザー、両者をそれぞれ迷うことなくサイト内の目的のコンテンツへ導ける構成と動線引きを意識したサイト作りを、というわけです。コンセプトが固まってからはすんなりコトが進んだかというとそうでもなく、では具体的にどうしたらいいかという部分でもまた悩みましたし、実際作り始めたら仕事との兼ね合いで時間が取れず思うように作業が進まなかったりと最後までてこずり続けました。ただ時間はかかったものの、最後まで手を抜かずに作ってよかったとは思っています。もちろんコンセプトに沿ったサイトを作ることができたかどうかも含めて、今のところ自己満足でしかないんですけどね。でもとりあえず今の自分にやれることはほとんどやれた、という手ごたえはありますんで、あとは今後の運営でその成果がどう現れるか、といったところです。
サイト自体は公開はしたものの実際のところ完成率は95%、細かい部分で多少手を加えたい部分は残ってますんでまだ完全に終わったとは言えませんが、とりあえずは一区切り。うん、よくできた。