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2009年12月31日
今年の反省 2009
いやはや、もう1年終わってしまいましたか。
今年は独立元年ということで、今年の漢字ではないですかいろいろな意味において「新」しい経験や、考えさせられること、学ぶことが多かった年でした。一言で言ってしまえば経営が如何に大変か、サラリーマンというのが如何に楽であったかを痛感したというところでしょうか。
夏あたりまではそのサラリーマン気質が抜けないのと、景気の悪さも手伝って思うように仕事を受けることができず、現状的にも精神的にもかなり苦しい状態でした。
自分自身のセールスポイントが突出した何かではなく、オールラウンダーとしての総合力なためにいわゆる「強み」が出せず、新規でとろうと思うとどうしても価格競争になってしまう。それでもないよりはマシ、実績が欲しいということで、妥協してある程度利益を捨ててでも受けるということをしてしまうと、結局価格重視の客というのは更に低価格のところが出てくれば簡単にそちらへ流れてしまうために、継続的な付き合いが非常に難しいループを生み出してしまうのです。
価格以外の部分で我々に仕事を依頼するメリットや付加価値をもって客と付き合っていかないことには長くやっていけないだろうなぁと思い、その辺りから安売りは辞めました。
そこから自分のメリットなり付加価値とは何なのか?という部分に悩み始めたわけですが、これに対して自分なりに出した答えは実にシンプルなことでした。
人と人との繋がり、つまりはコネクションです。
かつてこのコネってヤツがRikiyは非常に嫌いでした。
誰かのコネで仕事を頂くということは、その誰かの力で仕事が回ってきているわけであって自分自身が評価されて受けた仕事ではないから、という考え方をしていたからです。仕事は自分自身の力でとってきてこそ、と思っていました。
しかしよく考えたら、それは自分がその誰かに紹介に足りる人物という信頼を得ていたからこそいただけた話で、結局のところ自分自身への評価と信頼に基づいたことなんだと。
突出した技術や崇高な志ってのはもちろん大切ですが、経営者としての視点で言えば人脈と信頼を杖にまずは歩き始めることが正攻法なんだろうなぁと思いました。
そんな気持ちの切り替えを知ってか知らずか、年の後半は既存の人脈からまとまったお仕事の話がいくつか舞い込んできて、次の年への兆しが見え始めてきたというのが現状です。
そういうわけでなんとか来年も続けてみようという気になれているので、滑り出しとしては最悪ってこともなかったかなと思っています。まぁまた1年後も同じような結果しか出せなかったら見込み無し、大人しくサラリーマンに戻るしかないでしょうね。
ともあれ、何事も前向きに。
次は飛躍の年でありますよう。
来年も当サイト共々宜しくお願い致します。
2009年12月23日
Time Capsule
先日のサーバークラッシュ事件をうけて、仕事で使っているMacBook Pro用のバックアップディスクとしてTime Capsuleを購入しました。
バックアップの重要性については嫌と言うほど思い知らされましたが、現実問題として逐一手動でバックアップ作業を行なうというのはかなり面倒なものです。特にワークマシンとなると、データサーバのようにただデータだけというわけでなく、ブラウザのブックマークやらメールやらアプリケーションやら、バックアップにアウトプットが必要なものなどもありますからねぇ。正直面倒くさがりかつ飽きっぽいRikiyとしてはやっても月に1回、下手すれば3ヵ月や半年くらいの周期になってしまいそうなのが目に見えています。
理想はディスクそのものを定期的に自動バックアップしてくれる仕組みを導入すること。幸い最新のMac OSにはそれを実現するTime Capsuleと言うバックアップアプリケーションが標準でインストールされており、バックアップ先となるディスクを用意するだけでその環境を容易に構築することができます。
Time Capsuleはそのバックアップ用ディスクとしてAppleが提供している無線LANルーター機能付のNASで、いわゆるベストソリューションというわけですね。
思っていたよりサイズが大きくて設定に悩みましたが、既存のスイッチングハブと置き換え(Time Capsuleはルーターも兼ねるので優先LANポートを3つ持っており、これらはルーター機能を殺せばスイッチングハブとしても代用が可能)ることに。自前の無線機能でワイヤレスにマシンと通信できるというのがウリなんですが、現状自宅のネットワークは無線も含め既存のハードで構成してしまっているためあくまでただのNASとして既存のネットワークに組み込みます。
マシン側のデータを整理した後、ガイドに従って環境設定しさっそくバックアップを開始。初回バックアップはディスク内全てをコピーするためかなり時間がかかりましたが無事完了しました。以降は約1時間おきに定期バップアップを裏側で実行してくれるはずなのでいつも通り使っているだけでOKというわけです。うーん、楽だなぁ。
唯一不安なのはバックアップ作業中のマシンのパフォーマンス低下ですね。
まぁその辺りは実際に使っていってみないとわからないところです。
仕事中にバックアップ入ると突然処理が重くなるとかそういうのはごめんだなぁ。
2009年12月18日
玄箱が…
初代玄箱がお亡くなりになりました。
原因はHDDの寿命。昨日明け方に不穏な動きをしていて、その時は再起動したら復活したんですけど今朝再び同じような症状に陥りまして、ついには起動すらしない状況に。
思えば立ち上げてから3年と9ヵ月ですから確かに寿命的にはいつ逝ってもおかしくなかったですけど、さすがにイタい。何せ仕事で使ってたサーバーだったもんで。
まぁ現実は非情、正直データの救出はかなり絶望的です。
まぁ方々からデータをかき集めたところ致命的な損失は免れていたので不幸中の幸いではあるんですけれど、個人的な仕事のデータ、今まで書き溜めてたイラストや音楽の元ファイルなんかは完全に失いました…。
バックアップ体制をまともにとってさえすればと悔やまれますが、もはや後の祭り。
とりあえずデータ救出にももう少しあがいてみますが、こちらはもはや諦める方向でしょうねぇ。
それよりもこうなると残りの存命中サーバーで二の轍を踏まないことの方が重要です。
元々趣味の延長で運用しているような体制ではさすがにそろそろ限界なんでしょう。
今後の課題は当面の仕事用のデータ運用体制の確立とRAID構成の強力なデータサーバーの構築。
前者については早急に、後者については年明けを目処に対策が必要ですね。
…やれやれ、どうやら年末年始にかけてまた出費がかさみそうだなぁ。
2009年12月15日
Shure SE310
先日お亡くなりになったイヤホンの代わりにヘッドホンを購入したものの、やはり状況に応じてイヤホンはイヤホンで必要だなぁと実感、ここ1ヶ月いろいろと探していました。
お気に入りだったMICRO Solution Ear Monitor Pro 2は代替わりして最新版が出ているんですがなぜか以前まで購入していた店で取り扱いがなくなっていましてねぇ。イヤホンはヘッドホン以上に当たり外れが大きいので実物を見ないことには怖くて買えません。その辺りを信用して試聴無しで買えるのは個人的にSHUREくらいなもんですが、価格的に今はちょいと手が出せません。ちなみに昔買ったE4c-Nはいまだに現役で持っているんですが、基本的にSHUREのイヤホンはスタジオ用途で作られているためかケーブルが長すぎてワイヤレスでの普段使いにはかなり不向きなんです。
理想は1万円前後で自分の耳にあった低音の効きがよいショートケーブル。
さてそんな都合のいい一品はあるのだろうかとネットで探しまくっていたら、なんとありました。しかもSHUREのイヤホンで。
それがこのSE310。どうやら昔のEシリーズってのがSEシリーズってにモデルチェンジしてるらしく、こいつらは携帯プレイヤー用途が考慮されたショートケーブル 延長ケーブルという構成になっているみたいです。用途的な部分は問題ないにしても価格は相変わらずべらぼうで、定価は30,000円ちょっと、安く探しても20,000円弱というところだったんですが、これの輸入盤で12,000円ってやつを見つけまして。期間が短めなのがネックですが、まぁこの金額であれば納得がいきます。
本日手元に届いたのでさっそく使ってみたのですが、やはり音質と遮音性がそこらのイヤホンとは別物だなぁと実感、なかなかよい買い物をしました。
ヘッドホンと併用すれば頻度も落ちるでしょうから今までよりは長く使えるんじゃないかと思ってます。目標は2年だな。