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2011年9月の日記

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2011年09月30日

四国旅行6日目(栗林公園編)

今日は朝からグズついた空模様、限りなくひと雨来そうなくもり空です。
バイクはやはりこういう時に不便ですよねぇ。いつ降ってきても大丈夫なようにレインコートを準備して、いざ出発です。

この旅行もいよいよ大詰めですねぇ。本日はまず「鳴門の大渦」をみるため鳴門海峡へ向かいます。途中バイクの調子がおかしくなったり、雨が降り始めたのでレインコート着たりしてたのでやや時間を食いましたがなんとか午前中には現地に到着。早速渦を拝みに大鳴門橋の車道下にある「渦の道」へ。
渦は潮汐によって発生するためいつでも観られるものではなくタイミングが合わないとアウトだったんですが、そこは今回の旅行全体を通して間の良い我々、ばっちり発生30分前に到着できました。
そしていざ時間になり渦潮発生、したんですが…。
いやぁねぇ、Rikiyの勝手な先入観だったんですが「鳴門の大渦」なんていうからもっとこう、ダイナミックなものを想像してたんですよ。だけども実際は基本よく見ていないとわからないような小さいのがそこら辺にポツポツと出る程度のモノで、写真に収めるのも難しい地味な代物。それでもこういう現象が起こる場所ってのは稀なんだそうで、なかなか観られないものを観られたことには変わりありませんか。

さて、渦が観られたのはいいですが天気は相変わらずの雨模様。これ以上状況が悪くなる前に香川入りしないとということで、昼食も後回しに移動を開始します。
願いが通じたのか、雨脚がそれほど強くならず順調に移動でき鳴門を後にして約2時間程度で高松に到着。腹減ったぁー!この後の本旅行最後の観光場所「栗林公園」の駐車場にバイクを止め、まずは腹ごしらえです。
無理して香川入りを優先させた理由が実はもう1つありまして、昼飯に香川のうどんが食べたかったんですよ。さすがご当地というべきか、調べてみるとそこら中にうどん屋ばかり。できるだけおいしいところでとえり好みしてたんですが、到着が15時と遅かったために大半の店がランチを終了して閉まってしまっているという事態。天気の悪さと空腹に負けて結果的には近場で開いている店に飛び込む形で済ませることとなりました。
適当に選んだとはいえさすが香川というべきか、価格は1杯180円と東京ではまずお目にかかれない安さ、味もそれなりというかなりのハイコストパフォーマンスですね。こりゃ明日あたりもう1度、ちゃんと選んだ店で堪能してみたいもんだ。

腹も満たされ、ミシュラン三つ星の特別名勝「栗林公園」へ。日本庭園というものをまともにみるのはおそらく中学時代の京都奈良旅行以来じゃないかと思うんですが、いや−、大人になった視点で観るとまた印象が全然違いますね。今まで観てきた大自然の美しさとは異なる、いわば「作られた景色」なだけあって、色味や配置のバランスが絶妙です。画を描いたりサイトをデザインするのと同じようにそのあたりが設計されているわけで、故に実に写真映えします。うっとおしい雨も庭園と組み合わせるとまたオツなものに感じられるから不思議です。閉園までわずか1時間程度しかないギリギリの入園だったんですが、想定以上に濃い内容で回ることができ、本旅行最後の観光を締めくくるにふさわしい場所でした。

さてこちらも今晩が最後、四国グルメツアー最終日香川編。ここは事前からグルメガイドで目星をつけていた「よって屋」という骨付鶏の屋台がありまして、そちらに直行しました。人気店なだけあってかなり混み合っていましたが運よくテーブル席を確保。早速看板料理である骨付鶏を注文しました。親鶏とひな鶏の2種類がありまして両方いただきましたが、それぞれに良さがあり味の甲乙付け難し。だってどちらもビールとよく合うんだもの。
これまた、本旅行最後の夕食を締めくくるにふさわしい店でした。

さーて明日はいよいよ最終日、博多へと戻りますよー。

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2011年09月29日

四国旅行5日目(祖谷渓編)

四国旅行5日目、タイミング良く今回の旅行中一番の快晴に恵まれました。
いやぁー本当によかったですよ、なんせ今日は目的地的に天気が悪いと最悪でしたから。

旅行もいよいよ後半戦、ここからは北上を開始します。本日の目的地は高知と徳島の間に位置する「祖谷渓(いやけい)」。祖谷川(吉野川)に沿って続くV字の渓谷で、日本三大秘境と謳われる名所だそうで。相当山道を深く入って行っただけあって、いやー、現地は見渡す限りの大自然。かつて平家の落武者が隠れ住んでいたという伝承もあるそうなんですが、確かにこんなところまで逃げてくれば誰も探しに来ないかなぁと思います。
到着が昼時だったのでまずは腹ごしらえにご当地名物「祖谷そば」をいただきました。
そば好きとしてはこういうの結構期待していたんですが、…んー、これは正直味は大したことなかったかなぁ。まぁおいしくはいただきましたけど。

さて、空腹を満たしたら午後からは渓流散策です。
一応コースみたいなものがあってそれに沿って1周回るという感じで歩いたんですが、いやぁ怖かった。
コースの途中に祖谷渓の名物の1つで重要文化財の「橋」を渡ることが出来るスポット(ちなみに渡るのは有料)があるんですが、この橋要するに古い丸太造りの吊り橋で、床の隙間は大きいは揺れるわで高所恐怖症の人には完全にアウトな仕様。Rikiyは別に高所恐怖症ってわけではないですけれど、手すりのロープから手が離せませんでしたわ。
その後も滝を前に記念撮影したり、渓流の岩場を飛び越えてたら川に落ちて水浸しになったりといろいろ楽しみながら、なんとかスタート地点まで戻ってきました。
ホント天気が悪くなくてよかったですよ、ここは。

さて、いい運動をした後はまたバイクで移動です。基本的には徳島へ向かうために山を下りるんですが、途中で「モノレール乗り場」という看板を見つけ、気になって寄り道してみました。モノレールというよりゴンドラ、もっといえば山を登って降りるから雪山のリフトみたいなもんですね。山中を植物や風景を楽しみながら1周するものらしくせっかくだから乗ってみたんですが、いやー、風景とか植物より気温差にびっくり。1000m以上の高低差を移動するので当然といえば当然なんですが、時間帯が夕方近かったのもあって山頂付近は冬並みですね。タンクトップで乗ろうとしたら乗車口でおばちゃんに「出直しな」と上着取りに戻らされましたが、おっしゃる通りでした…。肝心の景色はといえば、…まぁ普通?というか全体通して言えることですが、花の咲く季節はとっくに過ぎてるし、紅葉にはまだ早いという何とも中途半端な時期なので山の景観自体はあまり面白味がなく、そこは残念だったなぁと思うわけです。
さて、思わぬ寄り道をしたせいで若干遅れましたがここからは一路徳島へ。例によって移動中に今晩の宿を確保し、徳島市内へ入りました。

さぁここからは徳島グルメの時間です。
徳島と言えば阿波尾鶏、ということで1件目に入ったのは阿波尾鶏の串ものを食べさせてくれる「串でん」というお店。串もの5本と生ビール1杯で1,000円というお得なセットからスタートし、あぶり焼きやら変わり串やらいろいろいただきました。そしていい感じに腹を満たした後に軽く市内を散策して、締めに徳島ラーメン。こちらは「麺八」というお店でいただきました。豚骨醤油ベースで割とRikiyの好みのタイプですね。徳島ラーメンには一般的というと生卵落としはしませんでしたが、十分おいしくいただけました。

これにて本日の観光も終了。いよいよ明日は今回の旅行最後の県、香川へと向かいます。

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2011年09月28日

四国旅行4日目(室戸岬編)

四国旅行4日目、今日も快晴です。
そろそろ日焼けがヒリヒリするようになってきましたね、しかも右半身だけ。
ここまで基本的にずっと南東を目指して走ってきたもんですから、常に同じ面ばかりが陽にさらされた結果でしょう。それがわかっていてタンクトップ一丁で乗ってたんで自業自得ともいえますが。

しかしまぁそれも今日までです。なぜならこれから向かうのが四国の南東端、室戸岬だから。
9時過ぎにホテルを出て約3時間で現地に到着。
いや〜当たり前ですけど、同じ海辺でも昨日の桂浜とはだいぶ印象が違いますねぇ。
映画のゴツゴツした岩場に荒波が押し寄せる様はまさにあの、映画のド頭に流れる東映のアイキャッチです。
波をバックに写真を撮ったり、石投げをしたりしてしばし楽しんだ後、灯台まで足をのばしましたが…まぁ正直みどころらしいみどころはなかったかなぁ。

結局2時間程度の滞在で室戸岬を後にし、昼飯へ。
岬周辺で唯一っぽい食堂に入って頼んだ刺身定食がまたすごかった。その日獲れた魚を日替わりでモリっと出すなんてなんという贅沢、海辺の食堂ならではですよねぇ。値段も1,600円とゴージャスでしたが、これはこれでここでしか食べられない味を堪能できたと満足です。

さて、実は本日の観光予定はこれだけ。
というのも室戸岬が場所的に孤立しているために次の徳島へ向かうためには結局高知市内まで一旦戻らなければならず、それだけで終日かかってしまうだろうとみこしていたからです。てなわけで明日行く予定の目的地が高知と徳島の間にあるので本日中に徳島まで一気に行こうと思っていたんですが、目的地が高知と徳島どちらから向かっても時間的に大して変わらないということがよく調べると分かったのと、明日のもう少し高知のグルメを楽しみたいということで今日も昨日と同じホテルに宿泊することになりました。
余談ですがそのホテル、「ウィークリーホテル翔」というんですが元々ウィークリーマンションだった建物を流用したホテルで、30連泊コースみたいないわゆるウィークリーマンション的な使い方ができるちょっと変わった運営をしています。夜になると管理人がいなくなったり連泊の場合は2日目以降ベッドメイキング等のサービスは一切無しなど色々と放任主義なところが多いフリーダムなホテルなんですが、代わりに費用は1泊2,000円と格安。建物は若干古めだけれども部屋は広くて設備も一通り揃っており、コストパフォーマンスは相当高いと個人的には感じました。高知ステイを決めた理由にはここにもう1泊してコスト削減というのもあります。高知で宿泊の方はぜひ検討されてはいかがでしょうかね。

さて、かくして高知グルメ2日目。今日は時間があるので2件ほど回りました。1件目は「一旬」というちょっとオシャレな居酒屋。定番料理から創作料理までいろいろ揃えていて味もまぁ悪くはなかったんですが、コストパフォーマンスがやや悪い上に別席で宴会が入っていたらしく、料理の出が恐ろしく遅かったため、軽くつまんだ程度で早々に撤退。まぁ人が足りてなかったんでしょうねぇ。
気を取り直して入った2件目は「浪漫亭」という、いかにもな料亭風居酒屋。高知の素材を活かした、これまた定番料理から創作料理まで幅広く出しているお店です。新橋にも店を出しており、ちょいちょいメディアにも取り上げられているみたいです。
肝心の料理はといえば…、いやー、うまい。お店のこだわりとして「にんにく」をどんな料理にでも使っていて、鰹のたたきや土佐巻きに「ニンニク」加えたいわば「浪漫亭風」アレンジバージョンをいただいたんですが、鰹料理に関しては自分の人生でナンバーワン。まさに高知の料理を堪能したなぁという気分にさせていただきました。
これはぜひ、戻ったら新橋のお店にも足を運んでみたいところですね。

こんな感じで中日もこれにて終了。いよいよ明日からは後半戦、四国を北上して徳島へ入ります。

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2011年09月27日

四国旅行3日目(桂浜・高知城編)

四国3日目の朝、昨日の雨がウソのような快晴に恵まれました。
今日は高知市内観光です。
思えば昨日までは観光というよりは半分以上が移動という日程でしたからねぇ。
四万十市から高知市内まではほとんど距離がないので移動時間はほとんどかかりませんから、ようやくがっつり観光の1日を迎えました。

さしあたってまず向かうのは桂浜。坂本龍馬で有名な浜辺ですね。
着くと浜辺の入り口にドーンとでかい龍馬像がお出迎え。そもそも海自体何年ぶりだろうかってくらい久々ですが、天気の良さもあいまってとても美しい景色を観ることができました。かつての龍馬もこうして世界を見つめていたんですかねぇ。
そんな龍馬をより深く理解するため、海岸を1周したところで隣接する坂本龍馬記念館を見学。学校でかじった程度でしかなかった幕末維新あたりの日本史を龍馬視点で改めて学び直すことができました。龍馬自身が直接残した功績もさることながら、彼が蒔いた種や間接的に拘わって残してきたものが現在の我々の社会に割と数多く残っていることに驚きましたねぇ。
そんな歴史を堪能し、遅めの昼食は高知名物、カツオのたたき丼。
記念館に隣接するレストランで食べたんですが、所詮観光名所の食事と特に期待もしていなかったのにこれが予想外に美味でびっくり。さすが本場ですねぇ。一躍今回の旅行のグルメナンバーワン候補に躍り出ました。

腹も満たされた15時過ぎ、桂浜を後にして少し早いですが今晩の宿に向かいます。
後半は市内を歩いて回ろうと思っているのでとりあえず寝床を確保して荷物やバイクを預けてしまおうというわけです。

桂浜から市内までは数十分、幸い格安で質のいいホテルを駅に近いところで予約できたので早々にチェックインをして市内散策に繰り出しました。
後半は路面バスに乗って高知城へ。時間的に城内観覧はできなかったので、敷地内を観て回りました。「南海道随一の名城」と賞されているだけあって見事ですね。かなりよい状態で残ってます。高知城は山内家の居城ですが初代の一豊は本人より奥さんが有名で、敷地内にはなんと一豊より目立つ石像があるくらい。奥さんがヘソクリで買った名馬が信長の目に止まって出世街道を歩み始めたというのだから、一豊はさぞ頭が上がらなかったことでしょうねぇ。
建物を一通り観て回ったところで、敷地内でおばちゃんが売ってた高知名物アイスクリンをいただいて本日の観光は終了です。

さて、ここからはお楽しみの高知グルメです。
さすがに選択肢が多くて迷ったんですが、高知駅から程近い「銀座おでん」という店をチョイス。創作おでんと土佐の地料理を食べさせてくれるということでおすすめをいくつか注文したのですが、これがどれもなかなかのもの。創作おでんもさることながら鰹のたたき、塩たたき、そして地酒の相性もばっちりで、まぁやや値は張ったものの高知の味を満喫させていただきました。

旅行も前半戦が終了です。明日は中日、再び長距離移動で四国の南東端、室戸岬まで足を伸ばします。

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2011年09月26日

四国旅行2日目(四国カルスト編)

四国入りして2日目の朝、今日からいよいよ本格的な観光に入ります。

予定としては見どころを経由しながら基本的には四国を反時計回りに回っていき、往路で使わなかった岡山瀬戸大橋ルートから抜けて博多へ戻るという感じ。
さしあたって本日は愛媛を南下して四国カルストに向かいます。
四国カルスト…、Rikiyも旅行にあたって調べるまで全く知らなかったんですが、なんでも日本三大カルストの1つで、いくつもの山と高原が連なって形成された牧歌的な景色が広がる自然公園があるそうです。

けっこう山登りに近いことになる(まぁバイクで行っちゃうんですけど)ので天気が気になっていたんですが、あいにくの曇り空。山の天気は変わりやすいといいますがちょいちょい降られて雨具を着込んでの移動となりましたが、これがまた一苦労。
バイクでの移動において面倒なのは降っている雨自体ではなく、むしろそれによって濡れた路面状態。ましてや勾配とカーブの多い山道ではただでさえスリップの危険度が増すというのに、先日の台風でかなりの道が崖崩れを起こして通行禁止となっており、旧道に迂回させられることになったため更なる悪路を走ることとなり、相当神経を消耗させられました(運転手がですけど)。

そんなわけで予定よりも1時間遅れたものの、なんとか無事に目的地に到着。
なるほど、確かに独特な景観ですねぇ。ゴツゴツと岩が目立つ草原が延々と広がり、牛が放牧されていたり風車なんかがあったりしてなかなか日本離れしています。雰囲気としては以前行った阿蘇山に似ているかなぁ。
徒歩での山登りなんかも出来るみたいだったんですがさすがにそこまでしている時間はなかったので、休憩地点の姫鶴平で昼食をとって一通り景色を楽しんだところで四国カルストを後にしました。

ここからは今晩の宿泊先に向けての移動、四万十川に沿って四万十市内へ向かいます。
しばらくは相変わらずの山道で時間がかかったものの、なんとか宿を確保して18時半頃到着。この頃には雨もやみました。
さて、ここからはお楽しみの夕食タイムです。四万十川といえば川魚ということで、鮎の塩焼きや川海老の唐揚げといった地元の料理を注文。基本的に魚介はダメなんですがせっかくなので鮎には挑戦し、なかなかに堪能できました。まぁ海老はダメでしたけど。

さて2日目もこれにて終了。明日は高知市内に乗り込みます!

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2011年09月25日

四国旅行1日目(移動編)

結構大変な思いをして九州に乗り込みましたが、実は今年の旅行のメインは四国だったりします。
博多の相棒琥珀鋭と合流してそこからバイクで四国に乗り込むって寸法だったんですが、実はお互い忙しくてそれ以上のことは何も決めていませんでした。
というわけで2日程かけてもう少し具体的な計画を練って必要な物資の調達を行い、本日出発しました。

移動距離にすれば1000kmを軽く超えるというのに、移動は1台のバイクに2人乗りという恒例のトンデモ手段ですからねぇ。交通費が異常に安くすむことと旅先での自由が最大限利くというのがメリットが魅力で結局毎年これになってしまいます。
Rikiyが免許持ってないばかりに相棒には多大な負担がかかってしまうんですが、運転以外の事務処理はすべてこちらが引き受けるということでイーブンということで。
幸い天気もよく絶好のツーリング日和、まずは高速に乗って一路四国を目指します。
四国への突入ルートは基本2つ(広島しまなみ海道ルート、岡山瀬戸大橋ルート)ありますが、往路は広島からしまなみ海道を通って愛媛に入ります。
給油の関係で100km毎くらいで休憩を挟みながら、約6時間といったところでしょうか。まぁ移動で完全に1日費やす形ですね。
それでも途中宮島SAで焼き牡蠣、尾道でラーメンを堪能したり、しまなみ海道からの景色を観て回ったりと観光も楽しめましたのでまずまずでしょう。

かくして大きな問題もなく無事松山市内に到着。宿を確保して夕食へと街へ繰り出しました。
松山名物みたいなものが特に思い浮かばなかったので無難に串焼きとビール、魚料理と日本酒のはしごで舌鼓。
まぁ初日ですし酒は程々に控えて部屋に戻り、ホテル備え付けの奥道後源泉の屋上露天風呂でマッタリでして、夜中1時くらいに床に就きました。

いよいよ明日からは本番、四国の名所を回りながら各県を渡り歩きますよー。

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2011年09月21日

3回目の九州上陸

ここ数年恒例となっている博多行きですが、今年も決行です。

今年は去年よりもさらに遅い夏休みとなってしまいましたが、逆にシーズンを外しているのでいろいろと得なことも多いのは昨年体験済み。
前回がかなり充実した内容だっただけに、今回もかなり楽しめるんじゃないかなぁと期待に胸膨らませつつ自宅を出ました。

往路は横浜から夜行バスに乗って明日の昼頃博多に到着する予定なのですが、関東はあいにく台風直撃の大荒れ模様。家を出て2分で傘が崩壊、なんとか電車に乗ったはいいけれど1駅動いたところで運転見合わせ。そのまま2時間程足止めを食い、通常30分で出られる横浜まで3時間かかりましたよ…。予見して相当早めに出ていたのが幸いしてバスの出発には影響ない時間ではあったのですが、当然のようにバス自体も出発が遅れ結局横浜を1時間遅れの23時に発ちました。

…ま、この程度で済めばなんてことなかったんですけどねぇ。
車中で夜を明かして朝8時、既に出発から9時間が経過しているというのにこの時点でまだ沼津というとんでもないローペース。台風の影響で高速道路が使えず下の道で向かっているみたいなんですけど、完全に渋滞に捕まってほとんど前に進みません。昼はおろか今日中に到着するかも怪しい状況にツアー会社からも、途中下車の案内が出ました。近くの駅(浜松)にバスをつけるのでお急ぎの方は新幹線を(自腹で)ご利用下さい、とのこと。ここで約3割の方が降りました。
明日が月曜日ですから今日中に戻れないと大変な方々はいただろうなぁ。自然災害ですから自腹になっちゃうのも致し方ないってところなんでしょう。
ま、Rikiyは引き続きバスで博多を目指しますけど。時間ならあるんや!

そこからもペースは相変わらず、夕方の時点でやっとこ名古屋を通過。このあたりからようやく高速に乗れる状況になってややペースアップしましたが、こりゃ今日中には確実に着かないだろうなぁ…とこちらも半ば腹をくくった矢先、ついにツアー会社の方が根をあげました。ツアー打ち切りです。
ここから先どれくらいかかるかわらないので、もう新大阪駅まで送るのでそこから(費用は持つので)新幹線で博多まで行ってください、とのこと。
マジっすか。結果論とはいえ、…これって浜松下車組完全に負け組じゃね?
というわけで20時過頃に新大阪駅に到着、そこから新幹線に乗り継いで23時前に無事博多駅に到着しました。

やれやれ、結局ここまでに24時間かかってしまいましたよ。
まぁ時間を無駄にしたといえばしたけれども、滅多に出来ない体験ができたってことでよしとするしかないでしょうねぇ。
さて、ようやく明日からは旅行本番、楽しむぞ−。

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Presented By Rikiya Takazawa